2010年4月28日水曜日

「読み聞かせ+α」の効果 Part4

読み聞かせ+α」の効果などと大げさなタイトルではありますが、確かに単に「読み聞かせ」した場合よりも子供たちの反応は良いようです。
また、小さなこどもでも、数ヶ月「読み聞かせ+α」を行っていれば、大人がびっくりするほど的確な回答をしたり、思ってもみなかったことを回答したりするものです。私自身アッと驚くようなことが再三ありました。
簡単に整理してみると

親(話し手)から見た場合
  • とにかく楽しい
  • 会話が弾む
  • こどもの成長が手に取るようにわかる
こどもにとって
  • 楽しいと思う
  • 本に興味を持つかもしれない
  • 言語能力が身につくと思う
  • コミュニケーション力が身につくと思う
こどもにとっての効果は予想です。本人じゃないから解りませんね!
以前グライダー乗りと飛行気乗りの話をしましたが、「読み聞かせ」だけではグライダー乗りの状態かなと思いますが如何でしょう。

「読み聞かせ」だけでもやらないよりもやった方が良いと思いますが実際やっていてあまり面白くなく、読んでいる本人が眠くなります。+α をすることによって長続きしました。

さて、「読み聞かせ+α」をすることによって、国語力は確実にアップすると思います。

国語力とは何か?

金田一秀穂先生16歳の教科書」講談社で次のように定義されています。少し抜粋してみますと・・・

「言語能力」と「コミュニケーション能力」がバランスよくブレンドされたもの

「言語能力」とは
その言葉によって自分をしっかり表現できるか、また誰かの言葉を理解できるか、といった能力のことです。
一言でまとめるなら、「表現と理解の能力」である。
「コミュニケーション能力」とは
しかし、どんなに表現と理解ができても、それだけではいけませんね。言葉とは、それを相手と「伝えあう」ことによってこそ、成立するものです。
そこで大切になるもうひとつの能力が「コミュニケーション能力」となります。
言語能力をベースにして、自分を「伝える」ことができるかどうか。
言葉というツールを通じて、他者とうまく関係がつくれるか。
・・・・・・途中省略・・・・・・
いわば、「関係性の能力」ということになります。
少し難しいですが、何となくイメージは掴めるのではないでしょうか。
世間一般でいうところの国語力いわゆる学校での国語の授業では、テストに出題しやすいように、何かが抜けているとおっしゃっています。

国語力を伸ばそうと思うと質問の仕方や回答に対するリアクションを少し工夫することが大切かと思います。

「読み聞かせ+α」の方法 Part3

読み聞かせ+α」を行う時に気をつけることはどんなことでしょう。
私自身、こどもと楽しい時間を過ごすことを心がけていましたがもう少し整理してみましょう。

家庭で行う場合は時間帯を決めていた方が良いと思います。
私の場合は子供の就寝時間に合わせておよそ10分-20分くらい行い、終わったら必ず寝ることを決まりとしました。「早寝早起き」の早寝です。

最初の頃は、まず「読み聞かせ」を行ってあげました。そして徐々に簡単な質問から始めました。あまり+αを意識しない方が良いかと思います。こどもが質問に答えなくてはと構えてしまったら本末転倒になりかねません。

本格的な「読み聞かせ」は、幼稚園や学校で行ってくれますし、家でも時間が空いた時など長めの絵本や物語を読んで聞かせれば素晴らしい体験になると思います。

「読み聞かせ」を行う時
  • ゲーム感覚で行う。
    かしこまらず、あくまでもゲームとして行った方が良いと思います。
    たとえば本の中からお話を選ぶ場合でも、こどもに本を適当に開かせたりしてランダムに選ぶ
    兄弟がいれば適度に競い合わせる

  • こどもが興味を引くように少し感情をこめてお話しする 
    こどもにお話する場合は自然とそうなるでしょう。

  • 短いお話を選ぶ
    前回紹介した「一日一話・読み聞かせ おはなし366」小学館がお奨めです。
    あまり長いとこどもが飽きるし、何より話し手が大変!
質問をする時
  • 事象と感想をはっきり分けて質問する
    1 登場人物の名前、誰が何をどうしたのか、結果どうなったのか等々
    2 物語の感想、誰がどう思ったのか、どうゆう気持ちを抱いたのか等々
    この二つのことを意識して分けて質問しないと往々にして答えが抽象的な感想ばかりになってしまいがちです。
  • 年齢にあわせた質問をする
    兄弟に質問する場合、同じ質問をするのか別々の質問をするのか工夫が必要でしょう
回答時
  • 間違った回答をしても全否定しない
    これ非常に大切です!

  • どんな答えでもまず褒めましょう、もし答えきれない場合はチョットだけアドバイスする
  • 以前答えられなかったような質問に答えた場合は尚更褒める、褒める

  • 兄弟が二人以上の場合は、答える順番を公平に
    読み聞かせ+α」 を始めてしばらくすると、先を争って答えようとするでしょう。

  • 過剰に回答を迫らない
    もともとゲームなんだから最後まで楽しさを奪わない
ざっとこんなところですかね。
単に「読み聞かせ」する場合と違い、こどもと対話することが出来ますし、一歩通行でない点が楽しいものです。

読み聞かせ+α」の効果については、また今度・・・

2010年4月27日火曜日

「読み聞かせ+α」 の紹介 Part2

「読み聞かせ」は、こどもの成長期において非常に大切なことだと思います。昔々はおばあちゃんやお母さんの背中におんぶされて昔話や童話を聞かされていたのではないでしょうか。私たちがこどもの頃は絵本もありましたが・・・

私も「一日一話・読み聞かせ おはなし366」小学館という本を使って夜寝る前に2-3話読み聞かせしておりましたが、上の子が幼稚園に入る少し前頃から「読み聞かせ+α」をするようになりました。

簡単なことですが、読み聞かせの後
  • 読んだ後、そのお話について2-3質問をする
  • 感想を聞く
ただ、これだけです。
最初の頃は簡単な質問でした。たとえば登場人物の名前、誰が誰に何をしたのか、だんだん慣れてくると主人公がどのようなことを思って行動したのか、相手はどのように思ったのかなど少しずつ難しい質問にしていきました。

単に「読み聞かせ」の場合と比べ、おはなしを一生懸命聴き、兄妹で競い合って質問に答えていましたね。目を爛々と輝かせ2-3話だけでは満足しなくて困ったりもしました。
親子で楽しい会話が出来ますよ、一度お試しあれ!

読み聞かせ+α」をする上で気を付けることや効用についてはまた後日検証いたしましょう。

2010年4月26日月曜日

「読み聞かせ」について Part1

こどもに絵本や本を読んで聞かせるのは大変楽しいことですね。私も仕事から帰ったら食事や風呂の前に読んで聞かせていました。帰宅が20時過ぎが多かったため、子供の就寝時間に重なっていたからです、時々そのまま寝入ったりしていました。今では楽しい思い出です。
本を読んであげている時のこどもの様子は本当に心が和みます。ただ、こども向けの絵本や本が高いことには驚きました。最初はせっせと買ってあげていたのですが・・・

幼稚園に入る前頃(2-3歳児)までは絵本が多かったですが、そのうち本を読んであげるようになりました。その頃本屋で出会ったのが「一日一話・読み聞かせ おはなし366」小学館でした。
二冊組みで、昔話が366話収録されています。お話の内容は私たちがこどもの頃聞いたことがあるものばかりで親しみがありましたが、一話一話が非常に短くまとめられています。


大半の物語が見開き半ページに、長い物語でも見開き二ページに要約されており、良くこれだけ短くしたものだと感心するくらいです。しかし内容は物語としてのエッセンスがしっかり表されていると感じました。
一話お話しするのに約2-3分、長いので5-6分ですので話す方としても楽ですが、それ以上に小さいこどもにとって集中して聞いてくれたことが印象的でした。時々2話、3話とお話をすることもあったと記憶しています。

さて、幼稚園に入る頃には、読んで聞かせるだけでは面白くないのでこの本を使ってゲームをやりだしました。 
読み聞かせ+α」です。

次の機会にご紹介しましょう。楽しいゲームですよ!

2010年4月24日土曜日

あなたはどっちになりたい?グライダー乗り・飛行気乗り

私、仕事で出張する時は、本を数冊持参します、移動時やホテルなど空いた時間に読むのですが、普段なかなか時間が取れないので楽しみでもあります。

さて、先日読んだ本の中で、外山滋比古著「思考の整理学」ちくま文庫が大変印象に残りました。本屋で何気なく取った本ですが、「なるほど」と思わず唸ってしまいました。

少し引用してみると
学校の生徒は、先生と教科書にひっぱられて勉強する。自学自習ということばこそあるけれども、独力で知識を得るのではない。いわばグライダーのようなものだ。自力では飛び上がることはできない。
グライダーと飛行機は遠くから見ると、似ている。空を飛ぶのも同じで、グライダーが音もなく優雅に滑空しているさまは、飛行機よりもむしろ美しいくらいだ。ただ、悲しいかな、自力で飛ぶことはできない。
続けて
学校はグライダー人間の訓練所である。飛行機人間はつくらない。グライダーの練習に、エンジンのついた飛行機などがまじっていては迷惑する。危険だ。学校では、ひっぱられるままに、どこへでもついていく従順さが尊重される。勝手に飛び上がったりするのは規律違反。たちまちチェックされる。やがてグライダーらしくなって卒業する。
さらに
優等生はグライダーとして優秀なのである。飛べそうではないか、ひとつ飛んでみろ、などと言われても困る。指導するものがあってのグライダーである。
いやあ、現在の学校をうまく表現されてますね。
この後、物事の考え方や、まとめ方などなど、大変参考になる本でした。是非読んでみてください。

子どもたちには是非、飛行気乗りになってもらいたいけど、子育て中はこんなこと考えもしなかったのでやっぱりグライダー乗りかな・・・

どうすれば、飛行気乗りになるのか?小さい頃から少し意識して子供に接することが必要な気がしますね。

2010年4月10日土曜日

「子育て」について思いつくまま書いてみようと思います

よわい50歳を過ぎ、そろそろ子供も我が手を離れだす中年親父です。

思えば、私自身、物心付いた頃から両親や家族、地域の人たちに見守られながら育ったなあと思います。そんなことに気付き意識しはじめたのは、子供を授かり子育てを始めてからだと思います。
「感謝の気持ち」なのかな・・・

子供の「子育て」を通じて、多くの方々と知り合い色々なことを学ばせていただきました。テレビや雑誌をはじめ講演会等でも情報を得たつもりですが、果たしてどれだけ役にたったかははっきりしないのが現実です。実際、子供たちは日々変化していますし、決して同じ状況の子は存在しないわけですから・・・
それに、これは良いことを聞いた見たと思った時、子供はすでにその時期を過ぎ去り成長していたというのが現実でした。

そんな反省ばかりの中、ひとつ自分が確信していることは、「子育て」は、子供のある時期、ある問題に対して各々に対応するのではなく、大きな「子育て」という川の流れをイメージした方がわかりやすいということです。速く流れることもあれば、時々停滞することもあっていい、もしかしたら逆流する事だってあるかもしれない。しかし、川全体としては下流へ向かって流れること(時々流すこと)が大事じゃないかと。

こんなことを思っている親父が「子育て」を通じて感じたことや疑問などなど思いつくままにBolgしてみようと思います。